コンタクトレンズと涙とまばたき

コンタクトレンズと涙とまばたきの趣旨。

コンタクトレンズを使う上で重要な、まばたきの話し。コンタクトレンズ用目薬のお話しはコンタクトレンズ用目薬に移転しました。

人間の三大欲望と言うのがありますが、いずれも絶え間なくやらなければならないものではありません。

呼吸とまばたきこそ、人間が絶対止められないものと言えるでしょう。

裸眼でも、まばたきを30秒も止める事は困難です。

恐らく20秒もまばたきを我慢していると、空気が眼に滲みるような痛さや熱さを感じて(いわゆる目が乾くと言う感覚)、まばたきしたくてしたくて堪らなくなる筈です。それでも無理すれば、涙が勝手に流れ出てくる事でしょう。

コンタクトレンズ装着時には、このまばたきが特に重要なものとなるのです。

コンタクトレンズと涙の関係。

コンタクトレンズは、ハードでもソフトでも涙の上に浮かび上がっているように装着されます。

裸眼での角膜の呼吸のイメージ図。
このように涙を介して角膜は酸素を取り込みます。

涙の役目は、酸素や栄養分を角膜に送り込み、二酸化炭素や老廃物を流し去ると言うものです。

コンタクトレンズが入ると、これらの機能が阻害されてしまいます。

かつて酸素を通さないハードコンタクトレンズが主流だった頃は、まばたきを頻繁に行う事で角膜への負荷を少しでも減らすようにしておりました。

今日ではハードもソフトも酸素を通し易いため、レンズが被ってもある程度呼吸は可能ですが、やはり涙を交換するためにもまばたきは必要です。

コンタクトレンズ装着時の目の乾き。

ソフトコンタクトレンズの場合。

ソフトコンタクトレンズ装着時の角膜の呼吸のイメージ図。
ソフトコンタクトレンズは酸素透過率が低いうえに、角膜全体に被るため、角膜全体の呼吸が不充分になります。

一方ソフトレンズは、角膜全体がレンズで覆われ、その結果角膜全体の酸素の供給が不充分となり、結果幾らまばたきしてもまばたきをしていなかったような目の痛さや熱さとなって現れるようです。

ソフトコンタクトレンズの場合、レンズに染み込んだ涙を通じて酸素を通せると言われておりますが、実際には角膜の健康を維持出来るほどの酸素透過率とは言えないようです。

それこそ、瞬きでレンズが僅かに捲れたりする事で酸素を含んだ涙をレンズの裏側に流し込むようにして角膜に酸素を供給していると言うのが実情です(勿論、これが角膜の健康維持に充分であるかどうかは言うまでもないでしょう)。

また、レンズ自身が水分を吸収しやすいため、装着時に涙を吸い込んでしまい、角膜の涙が足りなくなってしまうのもあるとの事です。

このような事から、ソフトコンタクトレンズの場合、人やレンズに依っては、装着して僅か数分で目の乾きを感じる事さえあるようです。

  • 実際にソフトレンズを装着されている方は、装着後どのくらいで目の乾きを感じるでしょうか。

コンタクトレンズ装着時の目の乾きについてのまとめ。

つまり、コンタクトレンズをつけていて涙が乾くと言うのは、

  • ハードだと異物感となる事が多く、
  • ソフトだと裸眼でまばたきをしていない場合と同様な痛さ

となる事が多いようです。

堀北真希 - コンタクトレンズを愛用している芸能人のお話しで触れておりますが、堀北真希はソフトコンタクトレンズを装着しているため、涙が乾いて目が痛くなり、普段はパチパチまばたきしまくっているようですが、演技の際には支障となるためか、意識的にまばたきを我慢しているそうです。裸眼でもまばたきを我慢するのは困難なのに、ソフトコンタクトレンズ装着でこれをするのは実は非常に危険なのですが…。

実際にコンタクトレンズを装着されている方は、目が乾くとどんな感覚になるものでしょうか。

その他のまばたきの理由。

特にハードレンズの場合、レンズの縁が角膜を刺激する事があり、それが痛覚となってまばたきの原因になる事も多いです。

最近のハードレンズは酸素透過率が高いので、まばたきが多くなるのはもしかしたら角膜の形にあっていないレンズなのかも知れません。

ソフトレンズの場合はそのような事はありませんので、瞬きが増えるのは目の乾きによるものでしょう。

目の周りをこする癖。

コンタクトレンズ装着者の中には、目の周りをこする癖を持つ方もおります。

本当は涙が乾くなどして目が痛くなって目をこすりたいのですが、こすってしまうとレンズが動く事でトラブルが起きるため(特にハードコンタクトレンズを装着して要る場合は角膜を傷つける恐れが大)、レンズが乗っていない目の下の部分をこすったりするようです。

コンタクトレンズ用目薬。